HGUC 008 ゴッグ 1/144 - 素組みレビュー
はじめに
今回の記事は、「HGUC 008 ゴッグ 1/144スケールキット」のガンプラ素組みレビューです。
さて、ずいぶんと久しぶりの更新となってしまいましたね(;'∀')
実は現在筆者は転職活動中でして、毎日求人情報をチェックしては履歴書を書いたり面接を受けに行ったりとバタバタしております。
何かと人手不足が叫ばれる昨今ですが、私が就職しようとしている職種も例外ではないようで、いくつかの職場からスカウトというかお誘いをいただいています。
私が大学を卒業して就職活動をしたころはちょうど就職氷河期と言われた時期だったので、現在のようにいろいろなところからお誘いをいただくというのは信じられないほどありがたいです(^^;
とりあえず「流石売り手市場だ、なんともないぜ!」なんて名言(違)を残せるように、転職活動を頑張ります!(笑)
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機体データ
- 型式番号:MSM-03
- 全高:18.3m
- 頭頂高:18.3m
- 本体重量:82.4t
- 全備重量:159.4t
- ジェネレータ出力:1740kw
- スラスター総推力:121000kg
- 水中最高速度:75kt
- 装甲材質:超鋼スチール合金
MSM-03 ゴッグは、ジオン公国軍によって開発された第1期水陸両用MSである。
水冷構造などを取り入れた新たな冷却システムが開発されたことによって、空間及び陸戦用の標準的なMSと比較して、2~3倍のジェネレーター出力を誇る。
このためビーム兵器の搭載を達成しており、投入当初よりその性能を遺憾なく発揮した。
ゴッグは、反応炉の冷却システム上の制限により、陸上での稼働時間は短かったといわれており、その対策として潜水艦艇とのコンビネーション案が浮上した。
この運用法により、潜水艦の攻撃能力を高めたのみならず、水陸両用MSの展開にも有利に作用し、上陸侵攻作戦などにおいて威力を発揮した。
主な装備
ガンプラと言えば武器やら変形用パーツやら何かと付属品が多いものですが、ゴッグはホイルシール1枚のみ。
それも、モノアイ周辺のみですから、シンプルの極みですね。
こういうシンプルさって、HGUC初期キットの魅力だと思います。
ゴッグの特徴的な近接戦闘用武装兼マニピュレータとしても機能するアイアンネイルは、1本ずつ独立して可動するなど凝った仕様。
爪先は安全のために丸くなっているので、小さい子どもでも安心して扱えます。
腹部に固定装備されたメガ粒子砲は赤い別パーツで再現。
その左右には魚雷発射装置、上部にはコックピットハッチなどもディティールで再現されています。
頭頂部にはフリージーヤードの発射口が再現されていますが、開口されているわけではなくただの凹モールドなので、黒で塗装してあげた方がよさそうですね。
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各部ディティール
全備重量159.4tにも達する重量感溢れるずんぐりむっくり体型を再現。
しかし税別価格800円というシンプルなキットなので、手に取ってみると意外なほどに軽いですよ(^^;
最近のガンプラに比べて、表面がテカテカとした光沢のある成形色になっているのも特徴です。(水に濡れたイメージ?)
真ん中が割れた卵のような、ずんぐりとした胴体部の形状が再現されています。
最近のキットに比べてディティールも少なく、すっきりとした造形ですね。
モノアイとその周辺の黒は、ホイルシールでの再現。
頭部外装は1パーツ成型となっており、合わせ目の無い美しい形状です。
バックパックの推進装置は、シンプルながらディティールに凝った造形になっています。
よく見ると股間部分にも推進装置が配されています。
赤で塗装してあげると見栄えが良くなりそうですね。
ずんぐりとした胴体と、短くて太い脚部に比して長い腕部は、ズゴックに通じる蛇腹状のパーツで再現。
まるまるとした太腿、極太な脛部などのおかげで、大柄な機体を安定して支えられます。
膝関節のポリキャップがしっかりと関節カバーで覆われているのも、当時としては嬉しい仕様でした。
足首の接地性を高めるための足首関節の蛇腹状ディティールは、このHGUCキットで初めて設定され、後のMGにも受け継がれたものですね。
周辺部の肉抜きが気になりますが、水陸両用MSらしいディティールが魅力ですね。
可動ギミック
最近のキットに比べれば見劣りするのは当然ですが、ずんぐりむっくり体型にしては優秀な部類だと思います。
腕部の蛇腹パーツは一つ一つがボールジョイントで可動しますが、それほど大きくは動かせません。
上下には全く動きませんが、若干の首振りは可能です。
アイアンネイルは、後述する水中巡航形態を再現するため、大きく曲げられます。
腰は多少の回転ができるほか…
前後に傾けることが可能で、なかなかに優秀です。
膝関節の可動は90度弱といったところですが、これで充分でしょう。
足首関節の接地性は優秀で、広い面積の足裏でしっかりと自重を支えます。
水中巡航形態
水中巡航形態を再現する際には、肩アーマー、腕部蛇腹、手首をいったん分解する必要があります。
手首を肩アーマーに直接取り付け、アイアンネイルを収納します。
アクションベースに対応しない古いキットですが、1/100スケール用のアクションベース1とは相性が良く、水中巡航をイメージした浮かせてのディスプレイも可能です。
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他キットとの比較
ガンダムと比較
劇中でも戦いを繰り広げたHGUC 191 ガンダムとの比較。
リヴァイヴ版のガンダムはさらにスリムになっていることもありますが、ゴッグに比べると折れそうなほどに細く見えてしまいます(^^;
ズゴックと比較
HGUC 006 ズゴックとの比較。
同じく水陸両用機ですが、並べてみるとデザインが大きく異なっていることが分かります。
アッガイと比較
HGUC 078 アッガイとの比較。
アッガイは可愛らしくて小さいイメージがあるのですが、実はゴッグに勝るとも劣らない大型の機体なのですね。
ちなみにアッガイはゴッグと違い、手に取ってみるとずっしりとした重さがあります。
ゾックと比較
HGUC 081 ゾックとの比較。
さすがはジオン水泳部の親玉(!?)だけあり、ゾックの方が一回り以上大きいですね。
ゾックは見た目だけでなく、アッガイ以上にずっしりとした重さがあります。
ポージングギャラリー
おわりに
税別800円という低価格ながら、色分けも良く、可動も不自由せず、スタイルもアニメのイメージに近く、そつのないよく出来たガンプラだと思います。
ズゴックやアッガイなどジオン水泳部の皆様と一緒に並べてあげると、見た目にも賑やかで楽しいキットです。
HGUC 機動戦士ガンダム MSM-03 ゴッグ 1/144スケール 色分け済みプラモデル
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